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管理人 Teruan  

・・・大丈夫! 大丈夫! 大丈夫!・・・



【クローン病の基礎知識◆医療費助成としての特定疾患制度】


 現在、クローン病は特定疾患に指定されていて、医療費助成の申請が可能です。
 申請をして「特定疾患医療受給者証」が交付された場合、対象疾患治療の自己負担金が一部公費で助成されます。

 申請をされると、都道府県レベルでの審査会を経て、認定結果が通知されます。
「特定疾患登録者証」の交付を受けた方(=「軽快者」)は、治療費は一般の方と同様の3割負担になります。しかし、病状が悪化して疾患特異的治療が必要になった場合は、公費負担の対象になります。
 「特定疾患医療受給者証」の交付を受けた方は、特定疾患の治療にかかわる自己負担金が、生計中心者の所得税額に応じた7段階の月額負担額に決定されます。

 申請は居住地の住所を管轄する保健所が窓口、必要書類は保険所に問い合わされたほうがいいと思います。
 尚、生計中心者の所得税額を確認できる書類の提出を求めれるので、所得がなくても確定申告は必要になります。

 申請結果が出るまで1〜2ヶ月要します。しかし認定された場合、医療費助成の開始日は概ね保健所で手続きされた日(病気が発病したと思われる日ではありません)にさかのぼります。また、一度認定されても1年ごとに更新手続きが必要です。

 この制度は、あくまでも難病研究のためのデーター収集が目的であって、患者の救済を目的とする福祉制度ではありません。ですから研究事業が終了となった場合は停止となります。基本的に政府は縮小の方向に動いています。そのことは知っておく必要があると思います。



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