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【クローン病闘病記◆クローン病という診断】



 【平成8年(1996年)の7月 いよいよどうしようもなくなる】


 平成8年(1996年)の7月、いよいよどうしようもなくなって行きました。
 当時住んでた、アパートから最寄の駅、降車駅から会社まで、
 徒歩7〜8分くらいの距離が、30分位かけないと歩けません。
 100mくらい歩くと左肩あたりが痛くて動けなくなり、
 数分位休んで、また歩き出す、なんてことをやってました。
 それでも何とかなると自分では思ってました。
 


 体の異常の前に心が異常でした。
 
 

 【検査】


 そんなさ中、あまりに胃が痛いので、医師にそれを訴えたところ、
 触診の後の医師の判断は「これは、胃じゃなくて腸からきているから、腸の検査をしよう。」といって、
 腸の注腸検査をすることになりました。
 
 これが生まれて始めての大型検査。
 それまで、血液検査かレントゲンしかしたことがない私にとってはもう大変でした。
 


 その時受けた検査機関では、単純に台の上にのって患者が動いていくやり方だったのですが、
 やっている時に意識が朦朧として、どちらが右か左かもわからなくなってきて
 「え〜、お箸を持つほうが右やから・・・」と考え出す始末。
 
 ヘロヘロになりながら、検査終了。
 少し休憩の後、緊急で検査結果の通告。
 
 

 【宣告】


 


 医師から
 「検査大変やったんやてね。
 (レントゲンを見ながら)これ見るとそうやったと思うわ。
 最終は精密検査をしないと確定できないけど、典型的なクローン病と思われます。
 まぁ、癌とかとちがって命に別状はないんやけど、なかなか厄介な病気です。
 
 しかも、相当にひどい、緊急の治療が必要です。
 ただ、ここは入院施設がないので治療は無理です。
 次の土曜日に来て下さい。その時までに、病院を探しておきます。
 病院について何か希望があれば言ってください。」
 
  クローン病?????

 
  「命に別状はない・・・、とりあえず助かった〜・・・」
 
 と喜んでました。
 
 (結果論で言えば、最初の体調不良から約1年半ひっぱったことになり誤診だったといえます。
  でも、私自身はそのように思いませんでした。むしろ、救われたと思いました。)


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